目の周りのしわやたるみに有効なフラクショナルアイリフト

年齢とともに、しわやたるみが気になるという人は多いです。特に目の周囲にできたしわやたるみは、目立つため、なくしたいと思う人は多いでしょう。従来は、外科手術が対処法でした。外科的な手術は、体の負担が大きいため、なかなか踏み切れない人もいました。今回は、目の周囲のしわやたるみの改善に役立つ方法のひとつである。フラクショナルアイリフトについて紹介します。

フラクショナルアイリフトとは

フラクショナルアイリフトとは、フラクショナルアイ炭酸ガスレーザーを用いて、目の周囲のしわやたるみを改善して、顔の若返りを目指す治療方法のことです。しわやたるみ以外にも、まぶたのかぶさりなどを改善することもできるため、美容以外で利用する人もいます。フラクショナルアイリフトが誕生する前は、外科手術以外の治療法がなかったので、注目を浴びています。外科手術の場合、目の周囲が劇的に変化してしまうので、違和感を与えてしまう可能性もありますが、フラクショナルアイリフトは自然な仕上がりで目元をはっきりとさせるので違和感を感じさせません。

フラクショナルアイリフトの作用

フラクショナルアイリフトでは、レーザーによって目の周辺に極小サイズの炭酸ガスレーザーを点状に照射します。すると、肌の上にミクロサイズの小さな穴が開き、表皮が蒸散されます。表皮の蒸散の際には、穴の周辺に十分な熱作用が発生するため、皮膚は収縮して、皮膚の自己再生能力により、新しいコラーゲンが生成されるので、皮膚に引き締め効果が現れるという仕組みです。

フラクショナルアイリフトの治療

フラクショナルアイリフトの施術は、1回およそ10分ほどかかります。1ヶ月半に1回ほどのペースで、2から5回ほど繰り返すとよいとされています。手術後は、洗顔も入浴も可能ですが、当日は顔周りのメイクを避けることが推奨されています。しかし、翌日からはメイクが可能です。施術当日から、腫れや赤みが発生する可能性があり、人によって2、3日ほど続きますが、メイクで隠れる程度で、外用薬を処方してもらうことも可能です。